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保険金を巡るトラブルでもっとも大きなものは保険金を巡る殺人事件といえるでしょう。現在までに多種多様な事件が起きています。
1984年(昭和59年)5月5日、北海道夕張市の炭鉱下請け会社の作業員宿舎から出火し、焼け跡から従業員のとその家族を含む6人が焼死しました。一命を取り留めたのは二階から飛び降りて重傷を負った従業員一人だけでした。この会社の社長とその妻は火災保険と従業員に掛けていた生命保険から1億3800万円を手にしました。しかし、一人生き残った従業員が、社長夫妻が保険金目的で放火を計画した実行犯であったことを自首したため事件が発覚しました。この社長夫妻は1981年の夕張炭鉱事故で社員7人が犠牲になり1億3000万円の保険金が入ったことで味をしめたとみられています。死刑の判決を受け1997年二人の刑は執行されました。
1986年(昭和61年)女性友達3人と石垣島の旅行に出かけた女性が急に苦しみ出し死亡しました。死因は急性心筋梗塞と診断され、夫には総額1億8500万円の生命保険金を受け取りました。しかしこの男性の以前の妻2人も突然死しており、生命保険金を受け取っており保険会社は疑義があるとして支払いを拒否して民事裁判となりました。死亡した妻の臓器や血液を分析した結果トリカブト毒が検出され、2000年無期懲役が確定しました。
1999年(平成11年)3月に看護師の夫を殺害し、生命保険金をだまし取ったとして看護師4人を逮捕しました。主犯に死刑判決、他の看護師に無期懲役、自首が認定された1人は懲役17年が確定しました。もう1人も死刑が求刑されましたが判決前に死亡しています。
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